コピペのやり方

文字列を選択する -> 貼り付けたい場所でマウスの中ボタンクリック
これでコピー&ペーストができる・・・すげえ、簡単


X Window System でコピー・ペーストを提供する仕組みにセレクションってのがあって、プライマリ、セカンダリクリップボードの3つがある。

プライマリ
選択->中ボタンクリックで貼り付けるときに使われる仕組み。
セカンダリ
ほとんど使われてないらしい。
クリップボード
右クリック->コピー とか Ctrl+V とかしてコピーしたときに使われる仕組み。

ここで、プライマリとクリップボードで別の内容を保持できるようになってるのがややこしい。Ctrl+Vでコピーした内容は中ボタンクリックでは貼り付けられない。


また、このコピー&ペーストするときに使われてるセレクションという仕組みは、貼り付け時に、コピー元のプロセスにコピーするデータを送ってもらっている、らしい。だからコピー元のプロセスを終了するとコピーできなくなる。

Windowsクリップボードは、OSの管理するメモリに情報をコピーして、次にクリップボードにデータが転送されるまで保持し続けるので、コピー元のプロセスを終了してもコピーできる。
Windows感覚で、メールの文章をコピーして、メーラーを閉じて、それからテキストエディタに貼り付けようとして、何も貼り付けられなくて「????」となったのを覚えてる。
地味だから気づきにくいけど、Windowsから切り替えた人は戸惑うと思うな。


Glipper とか Klipper とかのクリップボードマネージャを使うことで、Windowsクリップボードのようにコピー元のプロセスが終了しててもコピーできるようになるらしい。